ドロミテ(Dolomite)54の靴は街でも山でもバッチリ決まる

ドロミテ54 High FGの靴(1)

このページを覗きに来たのなら、きっとドロミテ(Dolimite)の靴に既に興味をお持ちかと思います。ただ難しいのが・・・日本国内だとなかなか手に入らないってことです。レビューを読んだ所で、実際に試し履きできないのでは購入しづらいはず。それでも私がドロミテ大好きなので、とりあえず記事にしてみたのがこちらになります。

日本だと中々手に入らなくて私も苦労しましたが、是非色んな方におすすめしたいと思っているので精一杯魅力をお伝えしていきます。

ちなみに、ここで語るのはDOLOMITE 54の以下の2つで、「街中でも山中でも使えるスタイリッシュな登山靴が欲しい」方向けだと思います。

因みに私の持っているLow FGは3年目High FGは2年目ですので、写真の靴が新品でないのはご容赦下さい。

ドロミテ54シリーズの特徴

マルチ・ユースが前提

ドロミテ54 High FGの靴(6)

序章にも書きましたが、街中で履くと当然かっこいいし、お洒落。そのうえドロミテ・ブランドなので勿論登山機能性もしっかりしてます。旅行のついでにハイキングがしたい場合などは大活躍間違いなしです。

と書きつつも私は、ハイキング用と街用で2足を使い分けています。ハイキングは幾度にクリーニングが必要なので、利便性を考えた結果です。

材質はオイルヌバック

オイルヌバックとは、ヌバックにオイルを染み込ませることで耐久性をUPしたものです。ヌバックは元々水に弱いため、登山や雨の日を想定してオイルヌバックにしたかと思いますが、そこはさすが山ブランド。

後はオイルのおかげで、柔軟性も付与されてます。実際2年以上つかっていますが、シワがほとんどできてません。登山靴っぽい硬さを歩行時に感じないのも、これが理由でしょう。

つま先にラバーガード

ドロミテ54 Low FGの靴(3)

タウンユースを損なわない程度のガード、さすがです。登山靴のラバーガードは通常、いかにも登山靴感がでてしまい街中で使うとゴツく見えがちです。だからといって、ガードがないと傷つきやすいレザーシューズのつま先。

そこら辺のバランスが上手にとれたのが、このドロミテ54シリーズの大きな特徴だと私は思っています。

GORE-TEXとそれ以外

GORE-TEXは用途によって、必要かどうかが大きく分かれるところです。おかげで、メインの用途によって選べるのはとても個人的に嬉しいです。GORE-TEXありとなしを選ぶ基準としては、以下を考えてみると良いかもしれません。以下が当てはまるなら、GORE-TEXがおすすめです。

  • ハイキング使用も想定している
  • 雨の日も気軽に履きたい
  • 蒸れにくい靴が欲しい

*GORE-TEXも蒸れます。あくまで、通常の革靴よりは蒸れにくいというお話です

Vibramソール

ドロミテ54 High FGの靴(7)

ところでVibramアウトソールは、ドロミテと同じくイタリアブランドです。アウトソール専門で作っています。そして、登山ブランドの靴を購入すると見ない日はないのが、Vibramです。

グリップ力と耐久力が優れていると評判が高く、普段使いでも雨の日などだと活躍してくれます。街中メインなら無くてもいいけど、Vibramなだけで靴のレベルが8くらい上がるイメージだと思っていただければ良いと思います。

実際の靴の見た目と使用感

見た目

見た目に関しては、以下に写真を載せますので見てみて下さい。個人的な感想としては・・・

  • 色が全体的に落ち着いている
  • ヌバックなので光沢感があまりないが、適度なレザー感がある
  • イタリア国旗をあしらったロゴがかっこいい
  • 靴としての質の高さが伝わってくる
  • 全体的にぼってりしてなく特につま先付近がスタイリッシュな形をしている
  • ソール色とレザー色の色合いが絶妙なお洒落

Dolomite 54 High FG

ドロミテ54 High FGの靴(2)
ドロミテ54 High FGの靴(5)

Dolomite 54 Low FG

ドロミテ54 Low FGの靴(2)
ドロミテ54 Low FGの靴(5)

使用感

蒸れにくい

私が持っているドロミテが両方ともGORE-TEXだというのもありますが、長時間履き続けても蒸れにくいです。

歩き疲れない

登山ブランドなので当然かもしれませんが、半日くらい履きっぱなしで歩いても足が疲れにくいです。目安ですが、旅のときだと軽く15kmくらい歩きます。

手入れが簡単

オイルヌバックは、通常のヌバックより強いので基本はブラッシングのみ。後は、必要に応じて栄養スプレーや防水スプレーを使うだけです。

しいて言うなら、シーズン終わりや泥道でハイキングをした際には中性洗剤でゴシゴシ洗うくらいです。

傷が目立ちにくい

これは、ヌバック全般に言えることですね。ほとんどの擦り傷や擦れはブラッシングでなんとかなります。

ヌバックからスムースレザーへ

ドロミテ54 Low FGの靴(6)
ドロミテ54 Low FGの靴(7)

ヌバックはどうしてもハイキング向けではないので、土の微生物などがレザーに入り込むのを防ぐ目的で、ヌバックからスムースレザーへと変身させました。実際に、DOLOMITE 54 LOW FG GORE-TEX SHOEに対してやりましたが、結果には満足しています。

特に登山後の手入れが楽ですね、スムースレザーはやはり・・・。使用したのはいずれもCollinil(コロニル)製品です。

詳しいやり方は割愛しますが、私はこちらの記事を参考にしました。

試し履きができない時の目安(参考)

私が他に履いてる靴のサイズやブランドなどを書きますので、参考にしてみて下さい。

と言っても・・・基本はASICSとTEVAばかりですが。

因みにNIKEやPUMAは足幅がせまいのか、サイズに関係なく私の足には合いません。

購入方法

日本国内からの購入だとかなり選択肢は限られます。楽天やYahoo Shoppingなどがありますが、選べる色やサイズも限りがあり正直微妙です。

そこで私は、Trekkinnというオンラインサイトを利用しました。スペインに運営元があり、受け取りまで数週間程時間はかかりましたがスムーズな配達でした。

ただし、返品は国際郵便になることもありちょっと面倒です。

他にもおすすめのガジェットやテックがあるので、是非読んでみて下さい。

他にもある人気投稿
海外の電車でバックと一緒に寝る
海外旅行準備の全て
Yoshish
海外でのバッグ/リュック防犯テクニック

海外旅行に行くとき、みんなが口を揃えて言うのは「スられたくない!」です。何度も海外に行ったことがある人は、それなりに防犯対策がしっかりできている人が多いですが、中には何度もバックやリュックに入っている所持品を盗まれている

マムート トリオンスパイン50のピッケルキャリング
ミニマリストなテック・ガジェット
Micchi700
マムートのトリオン スパイン50を厳しくレビュー

トリオン スパイン50本来の使用用途はアルパインやクライミングだという事を理解した上で、読んで下さい。このレビューではあくまで、「バックパッカーが50L程度のバックを探している」という方の視点から書きました。 バックパッ

ヨーロッパ格安一人旅でアテネのパルテノン神殿
一人旅バックパッカーの旅行記
Yoshish
格安の海外一人旅に外せない9カ国 – ヨーロッパ編

一人旅を好むのには、それぞれ理由があると思います。中でも、「できるだけ費用を安くしつつ、ヨーロッパ旅行を満喫したい!」という方は必見です。ヨーロッパはほぼ旅行しつくした私が、いくつかの国を選び、この場でご紹介します。 な

パスワード管理ツールは無料のBitwardenが最強
ミニマリストなテック・ガジェット
Kumpei.Y
パスワード管理ツールは無料のBitwardenが最強

Bitwardenを使い始めて数年が立ちますが、とっても使いやすくて重宝しています。私の場合はMac OSとBraveというブラウザ、後Androidスマホ上で使用しています。アプリと拡張機能が色々な形で提供されているの

一人旅でヨーロッパの田舎
一人旅バックパッカーの旅行記
Micchi700
海外旅行は一人が絶対おすすめな6つの理由

海外旅行はよく行かれますか?一人旅をしたことはありますか? 今回は、「海外で一人旅をしたことがないけどやってみたい!」という方の後押しをするための記事を書いてみました。 私の場合は10年ほど前から海外一人旅を始め、その魅

ブダペストの橋
一人旅バックパッカーの旅行記
Kumpei.Y
ハンガリーのブダペストはヨーロッパ旅行の穴場

ヨーロッパに旅行するならどこがいいのか?永遠のテーマとも言えますが、私は間違いなくブダペストと答えます。ざっくり理由を書くとこんな感じです。 とにかく物価が安い 観光名所が盛りだくさん エゲル等の他都市やバラトン湖に簡単

初めての海外旅行でドバイ
海外旅行準備の全て
Micchi700
初めての海外旅行のすすめ

コロナに世界中が慣れ始め、人の移動が増加してきました2022年です。残念ながら初めての海外旅行をおすすめするタイミングとしては、出入国規制等の情報が日本語でオンタイムで手に入らない、用意する文書が多い等の点から正直まだ難